★材料・・・桐材(直径25〜30mm)、パイプ(オモリの穴径にあったもの)★塗料・筆・・・サーフェサー、蛍光塗料UNI、特製うるし、エポキシコート、各種うすめ液、筆など。
★その他・・・カッターナイフ、鉛筆、ノギス、楊枝、スポイト、フィッシングボンド、ガン玉、俵型オモリ、木工旋盤(あれば便利)、ペーパーセット
★釣具店などで穴あき桐材も手に入りますが、穴をあける場合のセンターの出し方は、三角定規を組み合わせて図のように線を引き、桐材を回して同じ作業を数回繰り返します。線の交差する部分がセンターになります。
★桐材を長さ40mm程度にカットし、オモリの直径と長さに合わせてオモリを挿入する穴をあけます。旋盤やハンドドリルがない場合は彫刻刀やドライバーなどで代用します。
★桐材のオモリを挿入する穴にフィッシングボンドを塗り込みオモリを挿入します。フィッシングボンドはA液・B液を1:1で混ぜ合わせ使用する非常に強力な5分間硬化型エポキシ接着剤です。
★穴あき桐材でない場合は接着剤が完全に硬化してからドリルなどでオモリの穴から桐材に貫通する穴をあけます。
★旋盤機を使う場合はテーパーのついたピアノ線などを用意し、彫刻刀や木工ノミで少しずつ削っていきます。旋盤がない場合はカッターで削っていきます。お好みの形に荒削りできたら、表面をペーパーセットでならします。(#120→#320→#800の順で)
★形ができたら、パイプを挿入して接着します。その際にパイプの表面にペーパーセットの#320を使用してキズをつけると、より接着力がアップします。
★フィッシングボンドを少量塗り、回しながら挿入します。完全に接着剤が硬化したらカッターナイフでパイプを切断します。
※パイプの内側もカッターナイフやデザインナイフなどを使って面取りすると、ライン切れ防止になります。
★浮力のチェックをします。ウキに「G3」のガン玉と自分の設定したい浮力のガン玉(たとえばB)をつけて、真水に入れて浮力のチェックをします。お好みにもよりますが、水面から直径10〜13mm出るように調整します。
※「G3」のガン玉をつける理由・・・塗装やコーティングを重ねることにより、最終的に塗料等の重さがG3程度になります。また、ここでは真水を使って浮力をチェックしていることにもよります。
★塗装を始める前に目止め(塗装の染み込みを止め、表面を滑らかにする)をします。
サーフェサーを筆で塗り、乾いたらペーパーセットの#800で水研ぎして表面の凸凹をならします。この作業を3〜5回繰り返します。
★特製うるしの白を専用うすめ液で適度にうすめ下塗りします。十分に乾燥させた後、ペーパーセットの#800で水研ぎします。この作業を5〜6回繰り返します。
※特製うるしは非常に乾燥に時間がかかります。表面が乾いているように見えても内部が乾いていないケースがよくあります。(シワがよるトラブルのもと)乾燥目安は夏期1〜3日、冬期2〜5日程度。
★ウキのボディーにお好みのカラーで塗装します。特製うるしを専用うすめ液でうすめ、ウキの下半分くらいを目安に筆で塗っていきます。
※1回ではムラになるので、十分に乾燥する間隔をおいて3回程度重ね塗りしてください。
※旋盤を使用しない場合は、ウキの上半分をマスキングして塗ります。
★トップに蛍光色を塗ります。ウキの上半分を目安に、蛍光塗料UNIを専用うすめ液で適度にうすめて塗ります。1回では不十分なので、十分に乾燥する間隔をおいて2〜3回重ね塗りしてください。旋盤を使用しない場合はボディー下半分をマスキングして塗装して下さい。
※蛍光塗料は乾燥が早いため、筆を前後させるとムラになりやすいです。筆を往復させず、同一方向に塗ってください。乾燥時間の目安は2〜6時間です。
★黒線を引く前にエポキシコートでコーティングします。エポキシコートはうすめず、原液のまま塗って下さい。エポキシが硬化したら、ペーパーセットの#800で水研ぎします。この作業を塗装面の段差がなくなるまで行います。
★表面の段差がなくなったら、ブラックUNIを専用うすめ液で適度にうすめ、線引き用筆を使って黒線を引きます。負荷表示などもこの時に入れましょう。
★黒線が乾燥したら、再度エポキシコートでコーティングして完成です。
※黒線引きは、予めティッシュやウエスなどと専用うすめ液を用意しておき、失敗したらすぐに拭き取れる準備をしておきましょう。
※エポキシコートの硬化時間の目安は1〜3日です。楊枝に刺して硬化させる場合は、ウキと楊枝が固着しないように、ウキを30分ごとに上下逆にしてください。
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